失敗しない妊娠検査薬の使い方
目次
妊娠したかもしれない…そう思ったときに利用するのが「妊娠検査薬」です。
ただ、妊娠検査薬は一生のうち何度も使用するものではありませんし、使い方がわからないという方が大半だと思います。
もちろん、市販の妊娠検査薬に正しい使い方や見方などは記載されていますが、正しく使えていない方が多いのも現実です。
ここでは、妊娠検査薬の基本情報や失敗しない正しい使い方について詳しく紹介します。
妊娠検査薬ってどんなの?
妊娠検査薬は、尿を採取して妊娠の有無を調べるものです。
どうして妊娠検査薬で妊娠の有無が分かるのかというと、検査薬は尿に含まれているhCGに反応するからです。
女性は妊娠をすると体内の胎盤でhCGというホルモンを分泌します。このホルモンは妊娠していない時には分泌されず、受精卵が着床したときに分泌されます。
hCGには赤ちゃんを育てる作用があり、最も分泌量が多くなるのは生理予定日から1週間後となります。
使用するタイミング
妊娠検査薬の種類によっても使用するタイミングは異なりますが、一般的な妊娠検査薬は生理開始予定日の1週間後から使用できます。
生理周期が分からない人は?
基礎体温を測っていない、いつも生理が来るのは大体で覚えているという方は多いです。ただ、全く把握していなければどのタイミングで妊娠検査薬を使用すればいいか分かりませんよね。そこで、簡単に検査結果が出るタイミングをお教えします。
前回生理が始まった日だけ覚えている場合…生理開始日プラス1週間後
前回の生理日や自分の生理周期がわからない場合…セックスをした日プラス3週間後
正しい使い方
妊娠検査薬の使用方法は非常に簡単です。
1、妊娠検査薬本体に直接尿をかけます。(容器に尿を採取してからつけてもOK)
2、水平に置いて1分ほど放置します。
3、反応が現れます。判定サインが現れる窓に線が浮き出れば陽性、なにも浮き出てこなければ陰性になります。
使用上の注意
妊娠検査薬の使い方はとても簡単ですが、使用方法を誤ると正しく判定されない場合があります。
使用上の注意点は、
尿を付ける量を過剰に増やしたり減らしたりすると正確な判定ができない
強く濁った尿は使用しない
採取した尿はすぐに使用する
尿をつける時間や判定結果が出る時間は正確に
どこで買えるのか?
妊娠検査薬は主にドラッグストア、薬局、通販で購入することができます。
いずれも1000円以内で購入できます。ちなみに、ドラッグストアや薬局であれば、生理用品コーナーの片隅に置かれていることが多いです。
間違った反応が出るケース
正しく使用したはずなのに「本当に結果合ってるの?」と疑いたくなる反応がでる場合があります。
妊娠してないのに陽性反応
尿に血、高タンパク、糖などが含まれている場合
異常妊娠(子宮外妊娠、流産、胞状奇胎)
閉経後
性腺刺激ホルモン投与中
妊娠しているのに陰性反応
尿の量が不足している
検査薬を使用するタイミングが早い(超初期妊娠)
自分で判断しないで!自己診断の危険性
妊娠検査薬の精度は非常に高く、ほぼ100%の確率で陽性・陰性が判定できます。しかし、陽性反応が出たからといっても子宮外妊娠や流産の可能性もあります。
よって、妊娠検査薬の結果を知るだけで病院へいくのを先延ばしにしてしまうというのはNGです。
市販の妊娠検査薬を使用し、陽性が確認できたら速やかに医師の診断を受けましょう。